他の不動産投資との比較

ここではアパート経営とマンション経営の異なる点を比較。また、その他の投資との違いも解説しています。

アパート経営とマンション経営の違い

不動産投資でアパート経営とよく比較検討されるものにマンション経営があります。どちらも物件を購入して賃貸に出し、家賃収入を得るという点では同じなのですが、いくつかの違いもあります。

投資先

アパート経営の場合は建物一棟が投資先になります。これに対しマンション経営は一部屋が対象となるものもあります。アパート経営とマンション経営は似たような言葉ですが、一棟所有と区分所有という大きな違いがあります。

投資金額

アパート経営は土地と建物の費用を合わせた金額が必要になりますので、一部屋分の費用だけ用意すれば良いマンション経営に比べると投資金額は大きくなります。但し、区分所有のマンションに比べると担保価値が大きいので、金融機関からの融資を受けやすいというメリットがあります。

収益性

アパート経営の利回りは新築ならば8%前後、中古だと10%程度が一般的に言われる数字です。これに対しマンション経営は4%程度の利回りが普通とされているので、アパート経営の方が圧倒的に収益性が高いと言えます。

空室リスク

アパート経営もマンション経営も空室リスクはあります。マンション経営では一部屋が対象なので空室が生じるとその期間の収入はゼロになります。アパート経営は一棟所有なので余程のことがない限り全てが空室になることは考えにくく、空室リスクの分散ができます。

資産形成

アパート経営の最大のメリットとして、たとえ建物の価値が無くなったとしても土地が資産として残るということがあります。アパート経営をやめてその後に別の土地活用も考えられます。一方、マンション経営の場合は区分所有なので資産価値が下がった際に、取り壊して建物を立て直す、という方法が取れません。

その他の投資との違い

アパート経営やマンション経営以外にも世の中には投資商品と呼ばれるものが数多くあります。どのような違いがあるのかを整理してみましょう。

駐車場経営

土地の有効活用という点でアパート経営と似ているものに駐車場経営があります。駐車場は初期投資が少なくて済み、経営も難しくはないので相続対策などに活用されます。但し、収益性という点ではアパート経営に比べると劣り、あまり大きな収入は期待できません。また、建物の利用を目的とするわけでは無いので、固定資産税の優遇措置を受けられません。

投資信託

投資家から資金を集めた証券会社などが運用する投資信託には、数多くの種類があり、中には不動産に積極的に投資を行う商品もあります。配当金や長期的な売却益がありますが、いわゆる金融商品なのでアパート経営のように土地という資産が残るわけではありません。

株式投資

投資の代表的なものに株式投資があります。長期に保有することで配当金や株主優待特典といったインカムゲインがありますが、どちらかというと短期で株式の売却益(キャピタルゲイン)を狙うものです。アパート経営にはない魅力もありますが、運用に失敗すれば失うものも大きいハイリスク・ハイリターンの投資と言えます。

以上のように投資には様々ありますが、アパート経営の良い点はローリスク・ミドルリターンということです。

ハイリスク・ハイリターンの投資はチャンスはあっても確実に資産形成できるとは限りません。アパート経営はローン完済後は資産として少なくとも土地は残りますし、短期に巨額な収入は無くても家賃収入が継続してあるので安定的です。