経営するアパートに自分も住む事は可能?

2.経営するアパートに自分も住む事は可能?

自分で経営しているアパートに住むことは可能なのでしょうか。気になるポイントについてご紹介します。

自身で経営しているアパートに住める?

まず、結論から言ってしまうと住むことは可能です。ただ、そこで出てくるメリットやデメリットもあるので、果たして自分が経営するアパートに住む選択肢が本当に魅力的なのかを考えてみましょう。

経営するアパートに住むメリット

大きなメリットともいえるのが、自分の住まいを確保しながら家賃収入も得られることにあるでしょう。アパートを一棟購入し、そのうちの一室に住むことを検討している方もいるはず。将来的に年金が減ると言われていますが、将来のことを考えて自分の住まいを確保しながら家賃収入が得られるのは魅力的な方法ですよね。

特に最近は一時期に比べると不動産価格が下落しているため、購入のチャンスだともいえるでしょう。 将来的に安心して過ごせる住まいを確保するために居住用の物件を検討する場合、アパート以外にも一戸建てやマンションといった選択肢もあります。しかし、これでは家賃収入が得られません。そういった理由から安定性を求めてアパート経営を検討する方が増えているようです。

もちろん、アパート経営を始めたとしても必ずしも常に満室状態になるとは限りませんし、維持費も発生するのですぐにプラスになるわけではありません。 しかし、経営がうまくいけば将来的に安定して利益を生んでくれる物件になるはずです。また、賃貸用のアパートを購入し、その他に自宅を購入するとなるとかなりの初期費用が必要となりますよね。しかし、アパート経営をしてそこに自分も住むのであればアパートを一棟購入すればいいわけなので費用を抑えられるのも魅力だといえるでしょう。

それから、そのアパートを相続する際にも自分の自宅を相続する場合と比べて税金が抑えられるのもメリットです。 自分でそのアパートに住めば、廊下の電灯が切れていたり、アパートの共有部分が汚れているなどの問題にもすぐに気づけますよね。アパートに住んでいる方の中には隣や上下の部屋の騒音トラブルに悩まされる方もいますが、自分で実際に住んでいれば寄せられたクレームが本当なのか、どれだけひどいのかも判断しやすいです。

経営するアパートに住むデメリット

では、デメリットはどこにあるのでしょうか。 例えば、現在の貯金や仕事の状況によってはそもそもアパートを購入するローンが組めない可能性もあります。また、アパート経営がうまくいかず、確かに自分の住居は確保できているもののアパートの維持費がまかなえなくなり、赤字続きに…といったことに悩んでいる方も多いです。

それから、アパート全体の部屋数のうち一室が自分の住居になるわけなので、その分家賃収入が得られなくなりますよね。全室賃貸で貸し出すことを前提に計画を立てていた方などは予定が狂ってしまうこともあるかもしれません。

また、アパートを購入する際には一般的な住宅ローンとは違い、アパートローンを組む必要があります。アパートローンは通常のローンと比べて金利が高めに設定されているので、一戸建てやマンションを購入するのと同じような感覚で計画を立ててしまうと失敗してしまう恐れも出てくるでしょう。

他にも考えておかなければならないのが今住んでいる自宅に関する問題です。今現在自分で住むための一戸建てやマンションを持っていて、それを売却した費用でアパートを購入したり建てたりすることを検討している方も多いはず。 しかし、近年は不動産の価格が下落しているため、自分で予想していたほどの値がつかず、結果的にアパートが購入できなくなってしまったり、予定を変更しなければならないようなケースもあります。

自宅を売却してアパートの購入を検討している方はどちらか片方を先行して進めてしまうのではなく、それぞれで損をせずに済むように慎重に手続きや準備を進めていく必要があるでしょう。